横山弥生 個展「INNOCENCE」
情熱と沈黙テーマに
インターナショナルセンターで
CG作家・横山弥生の今季ニューヨークでの個展第2弾「INNOCENCE」が5月13日(月)まで、金融街のインターナショナルセンター で行われている。入場無料。
 Bloom #1, 2024
日本を拠点として国際的に活動する横山は、近年、女性をモチーフとした作品を継続的に制作。本展では「情熱と沈黙」をテーマとして色彩にストーリー性を持たせた。
「世間には薔薇色の人生という言葉もあるが、人生が一貫して薔薇色ということはあり得ない。人の一生には精神的・身体的に浮き沈みがあり、年代に応じてモノトーンの時代・色彩豊かな時代・中間色の時代など、さまざまに色分けされる。こうした時代を経て一人ひとりの人間性が形成されるのではないか」と横山は話す。
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今回の展示は、赤を基調とした3シリーズで構成。
「Innocent Red」3作品は、赤色という情熱的な一瞬に、謎めいた沈黙を全体に落とし込んだ。
「Bloom」3作品は、さまざまな時代の色が混在し、華々しく自信に満ちた一瞬を切りとった。
「Wave」2点は、情熱的な色彩の中を流れゆく静かな時を表現している。
■5月13日（月）まで
月〜金 11am- 5pm
■会場：INTERNATIONAL CENTER OF CCCS
80 Maiden Lane, 14th Fl.
■入場無料
■www.artspheres.org
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2024年4月12日号 Vol.467