2018年5月11日号 Vol.325

5月後半JS講演・討論会
17日「ブロックチェーン」
22日「北朝鮮問題」


ジャパン・ソサエティー(JS)が、5月後半のビジネス&政策プログラムとして、2つの講演、パネル討論会を開催する。

5月17日(木)午後6時〜8時半
「基礎から学ぶブロックチェーン:無限大の可能性を探る」
(一般20ドル、法人会員無料)


講師は、樋田桂一氏(一般社団法人日本ブロックチェーン協会事務局長)、パネリストには樋田桂一氏のほか、(株式会社QUICKイノベーション本部部長)、安昌浩氏(ALIS、CEO)を招く。
今話題の「ブロックチェーン技術(分散型台帳技術)」は、今後、世界の様々なビジネスや政府機関、一般社会に更なる影響を与える可能性があるといわれている。
このプログラムでは講師の樋田氏が、ブロックチェーン技術の基本的な仕組みや、注目されている理由について詳しく説明する。パネルディスカッションでは、長年ブロックチェーン技術に注目し、マーケット調査を行ってきた名和氏と、この技術を活用したソーシャルメディアを立ち上げ、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)による資金調達を敢行した安昌氏による討論を聞く。
ブロックチェーン技術がどのような分野で活用されているのか、その無限大の可能性とは。講演・討論は日本語。

5月22日(火)午後6時〜8時半
「北朝鮮問題:首脳会談を通して非核化は始まるのか?」
(一般20ドル、法人会員無料)


講師は、ビクター・チャ氏=写真=(米戦略国際問題研究所シニア・アドバイザー)、ドゥイエン・キム氏(朝鮮半島未来フォーラム、シニア・フェロー)、辰巳由紀氏(スティムソン・センター日本部長兼)、ズー・フォング氏(南京大学国際関係学部教授)。司会はエバンス・リビア氏(オルブライト・ストーンブリッジ・グループ)が務める。
北朝鮮は、核プログラム完了を宣言後、平昌冬季オリンピックに選手団を派遣した。また、南北首脳会談の実施や、米朝首脳会談の開催見通しなど、融和ムードが広がっている。
こうした動きは、威嚇から和解という北朝鮮の長年の政策パターンを踏襲しており、封じ込め戦略を継続する国際社会を挑発するもの。北朝鮮と韓国の間の緊張緩和状態が維持されつつ、また首脳会談を通して北朝鮮の非核化が実際に始まらなければ、朝鮮半島での紛争勃発の可能性は高まるといわれている。
このプログラムでは専門家を招き、オリンピック後の緊張緩和と、平和と安定に向けた朝鮮半島情勢の展望について考察する。

■会場:Japan Society
 333 E. 47th St.
■申込み:TEL: 212-715-1208
 register@japansociety.org
www.japansociety.org/business-policy



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