2019年5月17日号 Vol.349

マリンバのミカ・ストルツマン
集大成コンサート
6月12日カーネギーで

「ミカ・ストルツマン」


日本人マリンバ奏者ミカ・ストルツマン=写真=が6月12日(水)、カーネギーホールのワイル・リサイタルホールでコンサートを行う。
ミカのカーネギー・デビューは2001年。ゲスト出演1回も含めると、今回は10回目となり、自身をフィーチャーした久しぶりのソロリサイタル。「これまでの集大成となるコンサートにする」と話している。
前半はクラシック作品を演奏する。16分の大曲であるバッハ作バイオリンの名曲「シャコンヌ」を、マリンバでソロ演奏するのが目玉。著名なクラリネット奏者の夫リチャード・ストルツマンとのデュオで、ジョン・ゾーン書き下ろしの作品も演奏する。
後半は、懇意にするジャズの巨匠チック・コリアから、この3月末に届いたばかりのマリンバのソロ曲を世界初演。
夫リチャードに加え、スティーブ・ガッド(ドラム)、エディ・ゴメス(ベース)と、ジャズの大御所がゲスト奏者として参加する。ミカのバックを固めるいつものメンバーでもある。この最強のリズム隊を従え、得意のジャズにインスパイアされたグルーヴ作品を演奏する。
このコンサートは、6月7日(金)ロンドンの老舗クラシックレーベルAVIEレコードから発売するミカの最新アルバム「Palimpsest」のリリース記念でもある。今回カーネギーで演奏するバッハの「シャコンヌ」なども収録されている。

■6月12日(水)8:00pm
■会場:Weill Recital Hall
 @Carnegie Hall
 881 Seventh Ave.
■$40
www.carnegiehall.org
★アーティストHP:
www.mikarimba-Stoltzman.com



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