2020年5月22日号 Vol.374

新型コロナウイルス関連情報(5月21日配信から抜粋)
在ニューヨーク日本国総領事館


【領事窓口業務の一時的変更及び予約制の導入のお知らせ】
◎当館は5月22日(金)から以下のとおり領事窓口時間を延長するとともに、予約制を導入いたしますので、ご来館予定の方におかれては、事前の予約をお願い申し上げます。

1:領事窓口の業務日
月曜日、水曜日、金曜日(除、休館日)
※5月25日(月)はメモリアル・デーのため休館となりますのでご注意ください。

2:受付時間
09:30−13:00
(査証(ビザ)申請受付:12:00−13:00)

3:予約方法・電話番号
以下の予約専用電話番号にお電話の上、予約を御願いします。なお、電子メール等による予約は受付けておりません。
予約専用電話番号:(212)371-8222 内線486
注:5月22日(金)より4週間分の予約を受け付けます。
詳細は以下リンク先をご参照ください。
www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase

◎当館ホームページ上に新型コロナウイルス関連情報のページを作成しております。
www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase
ご不明な点ありましたら当館までご連絡をいただきますようお願いします。(電話:212-371-8222)

【州政府等による措置等のポイント】
(注)各州政府の措置等についても、できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが、ご自身に関係する事項については、米側当局が提供する情報に依拠してください。

◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(5月21日)
- 昨5月20日の総入院者数は5187人と5日連続6000人を下回り(38日連続減少)、一日の入院者数(直近3日間平均)も246人と2日連続300人を下回った。また、同日の死者数は105人と10日連続200人を下回った。
- 再開して活動が増えるにつれて、適切な安全予防措置を取らなければ感染は拡大するので、州民一人一人が責任ある行動をとる必要がある。医療従事者、交通機関従事者、警察官、消防士、救命士、エッセンシャルワーカーの抗体検査の陽性率がNY州やNY市全体の平均より低いという事実は、個人防護具(PPE)が感染予防に役立つということを証明している。もしも、雇用者がPPEの確保や他者との距離の確保に関するガイドラインに従っていない場合、州のホットライン(New York Coronavirus Hotline: 1-888-364-3065)に連絡してほしい。
- 追跡の一環として追跡員が電話でコンタクトを取ることがある。もしも、携帯電話に「NYS Contact Tracing」 より着信があれば、必ずその電話に出て過去の自身の行動について情報提供して欲しい。
- 3月20日が期限であった売上税の申告について、現在5月19日まで延長している期限を更に6月22日まで延長する。
- 川崎病に似た小児性多臓器系炎症性疾患(MSIC)について、現在157件を調査している。本症例は、先週時点で世界7カ国、全米で17の州とDCで報告があったが、本5月21日時点では世界13カ国、全米では25州及びDCと急増している。この点に鑑み、本年のサマースクールは遠隔学習で実施することとする。ただし、エッセンシャルワーカーの子供のためにチャイルドケアなどのサービスは継続する。
- この状況を踏まえると、秋学期からの学校の再開について、現時点で何らかの決定を下すのは時期尚早である。今後、学校が再開計画を策定するためのガイドラインを6月に発出する。それに基づき、学校は再開計画を7月中に州に提出し承認を得ることとなる見込み。
- 明日より、最大収容人数の50%以内での利用などを条件として、次のビーチ(州南部)が再開する。
*午前6時から午後9時(遊泳は午前9時から午後5時)
Jones Beach、 Sunken Meadow、 Hither Hills、 Robert Moses
*午前10時から午後6時(遊泳も同時間)
Lake Welch Beach (Harriman State Park)

◎(NY州)経済社会活動再開の関する情報
- 州内10地域における7基準の充足状況(本5月21日19時時点)
forward.ny.gov/regional-monitoring-dashboard
*7基準全てを満たしている7地域
(1)セントラルNY
(2)フィンガーレイクス
(3)モホークバレー
(4)ノースカントリー
(5)サザンティア
(6)ウエスタンNY
(7)キャピタルリージョン
*5つの基準を満たしている1地域
(8)ミッドハドソン
*4つの基準を満たしている2地域
(9)ロングアイランド
(10)NY市
- 基準を全て満たした地域での再開に向けた事業別ガイドライン
forward.ny.gov/industries-reopening-phase
- 基準を満たしていない地域へ有効となっているNY State on PAUSE政策
coronavirus.health.ny.gov/new-york-state-pause
- 上記情報の概要を当館HPにも掲載しておりますので併せてご利用ください。
www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/states.html

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(5月21日)
- 今次パンデミックの中で食事の確保は特に重要である。市は、これまで3200万食を無償配布してきたが、来週までに1日に100万食を配達するとともに、市内500箇所において1日50万食を配布する(注)。その際、ただ配布するだけではなく、高齢者には減塩や十分な栄養の入った食事を提供する。十分な水準に満たなかった事業者とは契約を打ち切るが、食事の配布に関して問題があれば311まで連絡をして欲しい。
(注)食事の配布については以下のサイトでご確認になれます。
www1.nyc.gov/assets/dsny/contact/services
- 今次パンデミック中は犯罪が低下したが、気候が暖かくなるにつれて犯罪が増加する可能性があることから警察による巡回を強化する。
- スタテン島とマンハッタンを結ぶスタテンフェリーの利用者が増えていることから、午前5時から午前9時、午後3時半から午後7時半までは30分毎に1便へと増便する。
- 知事からも昨日発表されたが、宗教行事について10人以下の規模での集会を認める。ただし、その際でも鼻と口を覆い、他者と一定の距離をとるようにしてほしい。
- 週末にビーチに出かけたいと思う人も多いだろうが、制限も多く推奨しない。なるべく自宅に滞在してほしい。

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ(5月21日)
- 新規入院者数,現在の入院者数、ICUの患者数、人工呼吸器を使用している患者数について、新規入院者数以外は、14日間連続で減少している。
- マスクなど、鼻と口を覆うものを身につけてほしい。特にメモリアル・デーの週末、ビーチや公園に行く際は必ず、身につけてほしい。
- 小児性多臓器系炎症性疾患(Multi-System Inflammatory in Children: MSIC)について、19人が報告されており、そのうち14人はコロナウイルス検査で陽性であった旨報告されている。死者は報告されていない。

◎(PA州)レヴィンPA州保健省長官のメッセージ(5月21日)
- 検査体制の拡充を続いており、州内300か所近くで検査を受けられるようになっている。直近24時間で1万3千人以上が検査を受けた。検査場所等の詳細は州ウェブサイト (www.health.pa.gov/topics/disease)を確認してほしい。
- 5月19日にコロナウイルス感染による小児の死者が州内で初めて確認されたが、この方には小児多臓器系炎症性症候群 (Multisystem Inflammatory Syndrome in Children (MIS-C)) の症状はなかった。
- 州内においてMIS-Cの症例は現在2例あり、この他に疑い例もあることを確認している。これらの患者については現在病院で治療を受けている。

◎(WV州)ジャスティス知事のメッセージ(5月21日)
- ジェファーソン郡で20人、バークレー郡で15人と、新規感染者がワシントンDCやメリーランド、バージニア州と近い東側の地域(East Panhandle)で増えている状況を心配している。州兵を派遣し、状況を注視している。
- 外出する際はマスクなど、鼻と口を覆うものを身につけてほしい。本21日からレストランのイートインなどが再開するが、レストランでも食事をしている時以外はマスクなどを身につけることを心がけてほしい。会見に同席していたマース医師からも、マスクをする文化のある日本では死者数が非常に少なく抑えられており、マスクなどを身につけることは非常に効果的である旨呼びかけられました。
- 5月30日(土)から、すでに発表しているスパ・マッサージに加え、限定的な形でプール及びボーリング場などの屋内のアミューズメント施設の再開許可を予定している。
- 6月5日(金)から、すでに発表しているカジノに加え、限定的な形で映画館の再開許可を予定している。

◎(デラウェア州)州保健局メッセージ(5月21日)
メモリアル・デーの週末を前に、州保健局は以下のメッセージを発しています。
- 14日間の自主検疫を経ずに外出している州外からの訪問者や、10人以上で集まっている集団を目撃した際には、州または地方警察にご連絡いただきたい。
- 自身の店舗の営業活動が州の行政命令に違反してしまうおそれがあるかどうかについてはこちらまでご連絡いただきたい:HSPContact@delaware.gov
- 経済再開についてのご質問はこちら:COVID19FAQ@delaware.gov
- コロナウイルスについての質問は、2-1-1に電話(月−金:午前8時−午後9時,土日:午前9時−午後5時まで)するか、こちらまでメールをいただきたい:info@delaware211.org
- 検査、症状、健康アドバイスなどの医療に関する質問はこちら:DPHCall@delaware.gov
- 失業保険についての質問はこちら:UIClaims@delaware.gov

◎(プエルトリコ準州)
・本5月21日、時期未定となっていたプエルトリコにおける大統領選挙予備選について、7月12日(日)に実施されることが発表されました。

◎(米領バージン諸島)ブライアン知事のメッセージ(5月21日)
- 5月26日(火)からレストラン及びバーに対して新たなガイドラインを適用する。このガイドラインによって、ソーシャル・ディスタンシングを実施しつつ、定員の50%または50名のいずれか少ない方の人数まで店内で食事を提供することが可能となる。ただし、従業員のマスク等の着用、利用客及び従業員への消毒液等の提供といった感染防止策の実施、6名超の団体の受入れは不可といった条件がある。

◎ビジネス関連情報
・各州等のビジネス関連情報は以下をご覧ください。
www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase

【感染者数等に関する情報】
5月21日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数 356,458名(354,370名),死者数 23,083名(22,976名)
・感染者数内訳(主なエリア)
ニューヨーク市:感染者数 195,675名(194,550名),死者数 14,911名(14,858名)
NY市の内訳
クイーンズ区: 60,025名( 59,752名)
ブルックリン区: 53,385名( 52,889名)
ブロンクス区: 43,603名( 43,418名)
マンハッタン区: 25,522名( 25,391名)
スタテン島区: 13,140名( 13,100名)
ナッソー郡: 39,487名( 39,368名),死者数 2,558名( 2,550名)
サフォーク郡: 38,553名( 38,411名),死者数 1,851名( 1,840名)
ウエストチェスター郡: 32,673名( 32,517名),死者数 1,438名( 1,430名)
ロックランド郡: 12,877名( 12,831名),死者数 448名( 447名)

○ニュージャージー州:感染者数 151,472名(150,399名),死者数 10,843名(10,747名)
○ペンシルベニア州:感染者数 65,392名( 64,412名),死者数 4,869名( 4,767名)
○デラウェア州:感染者数 8,386名( 8,194名),死者数 317名( 310名)
○ウエストバージニア州:感染者数 1,593名( 1,545名),死者数 70名( 69名)
○コネチカット州フェアフィールド郡:感染者数 14,751名(14,719名),死者数 1,180名( 1,167名)
○プエルトリコ:感染者数 2,913名( 2,866名),死者数 126名( 125名)
○バージン諸島:感染者数 69名( 69名),死者数 6名( 6名)

在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
TEL:(212)-371-8222
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