2018年5月25日号 Vol.326

第12回ジャパンデー@セントラルパーク 
雨の中、5万人が来場


ミッチェル・シルバーNY市公園局長から記念の証書を受け取るジャパンデー会長の上野真吾氏


3曲を歌った植村花菜


大トリのPUFFY。有終の美を飾った


ステージに上がったスタッフ・出演者たち


日米の文化交流を目的としたイベント「ジャパンデー@セントラルパーク」が、5月14日(日)、セントラルパーク内バンドシェルエリアで開催。生憎の雨にもかかわらず5万人の来場者で賑わった。

午前9時半、「ジャパン・ラン」の号砲とともに「ジャパンデー2018」がスタート。昨年、募金活動に協力したお笑い芸人の綾部祐二が、今年はゲストランナーとして参加。一般の4マイルランとキッズレースにも多数が参加し、健脚を競った。4マイルランは5011人が完走。男性はタデッシー・イエ・ダビさん、女性はボシ・ジェメダ・アセファさんがそれぞれ優勝した。

日本文化を紹介するアクティビティーテントは、折り紙、浴衣試着、歌舞伎隈取り、書道などに今年は囲碁・将棋が加わり盛況。食文化を紹介するフードテントは、餃子、おにぎり、お菓子、お茶。ともに悪天候の影響で、例年に比べると人数の少なさは否めなかったが、どのテントにも長い列ができていた。

ステージ・プログラムの総合司会は今年もサンドラ・エンドウが担当。アートコンテストの結果も発表された。ステージでは、太鼓、空手、ダンス&ボーカルを披露。NY在住の歌手・植村花菜はヒット曲「トイレの神様」を含む3曲を熱唱。終盤に差し掛かり雨も上がり、いよいよ大トリのPUFFYが登場すると、観客もヒートアップ。ヒット曲の数々を披露し、有終の美を飾った。

今回はフリーアナウンサーの久保純子さんがチャリティーアンバサダーに就任。Japan Dayチャリティー募金活動を展開し、8千ドルを集めた。

最後は、出演者とスタッフがステージへ。再会を約束し幕を閉じた。


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