2022年6月10日号 Vol.423

1日限りの野外無料コンサート
「メイク・ミュージック・ニューヨーク」
銃を下ろして平和願う「平和を叫ぶ1000本のドラム」ほか

Photo courtesy of Make Music New York

一年で最も昼(日の出から日没まで)が長い「夏至」に行われる1日限りの無料コンサート「メイク・ミュージック・ニューヨーク(MMNY)」が6月21日(火)、ニューヨーク市内各所で開催される。

1982年、フランスのパリでスタートした「メイク・ミュージック」は現在、120ヵ国・1000以上の都市で同日に開催。ニューヨークは今年で16回目を迎え、路上、広場、公園などのパブリック・スペースで午前10時から午後10時まで、ヒップホップ、オペラ、ラテンジャズ、パンクロックなど、あらゆるジャンルの音楽が披露される。毎回、1000を超えるライブが行われるNY市最大の屋外無料コンサート。



今年の特別公演は2つ。ひとつはワールド・トレードセンターの「オキュラス・ノースプラザ」で行なわれる「モーツアルトのレクイエム(Mozart's Requiem)」と題したコンサート。モーツアルト最後の作品、死者のためのミサ曲「レクイエム K. 626」を演奏、失われた人々に哀悼を捧げる。

もうひとつは、イーストハーレムの公園、マーカス・ガーヴェイ・パークで行われる「平和を叫ぶ1000本のドラム(1,000 Drums Crying for Peace)」だ。あらゆる背景、年齢、スキルのドラマーが集い、銃を下し、暴力を脇に起いて、平和を願う。

全公演スケジュール詳細は、オフィシャル・ウェブサイトで。

●6月21日(火)
●会場:NYC各所
●観覧無料
https://makemusicny.org

★モーツアルトのレクイエム(Mozart’s Requiem)
●6月21日(火)7:00-8:15pm
● 会場:Oculus North Plaza、World Trade Center Campus

★平和を叫ぶ1000本のドラム(1,000 Drums Crying for Peace)
●6月21日(火)4:00-7:00pm
● 会場:Marcus Garvey Park




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