2018年6月15日号 Vol.327

西野亮寛NY展
幻想的に光る絵
「えんとつ町のプペル」

西野氏
来場した取材陣やファンに囲まれる西野氏

絵
会場の様子


お笑い芸人としてテレビに出演、舞台・映像の脚本や演出のほか絵本作家としても活躍する西野亮寛(にしの・あきひろ)が5月28日(月)から7日間、ミッドタウンの「4W43アートギャラリー」で個展を開催した。今回は、2016年に発売された「えんとつ町のプペル」の絵を中心に展示。29日(火)にオープニングレセプションが開催され、多くのファンで賑わった。
「えんとつ町のプペル」は、35万部のベストセラー。製作期間は4年半にも及び、40人近くのイラストレーターと共同で製作。斬新なシステムが話題となった作品。今回の展示会では41枚の絵を、LEDパネルを使うことで絵そのものを光らせるという斬新なもの、絵の内容と相まって幻想的な世界を作り出していた。
レセプションで西野は、製作時の苦労、製作秘話、そして西野が温めていたアイデアで、すでに進行しているプロジェクトを紹介。現在「えんとつ町」を実際に制作中で、「ファンタジーを作るのではなく、この絵本の中の世界をファンタジーにしてしまおうと考えています。絵本の世界と現実との境界線をなくしてしまいます」と内容を語った。「最終的には、ディズニーを倒そうと思っています!」と壮大な夢を語った。


HOME