トーマス ・ベイル：プレイタイム
Thomas Bayrle: Playtime
(top) Thomas Bayrle, Stadt [City], 1977.Photo: Wolfgang Günzel
(middole) Thomas Bayrle, Ajax, 1966. Photo: Colin Davison
(bottom) Models wearing coats designed by Lukowski + Ohanian with textile pattern by Thomas Bayrle, Galleria Apollinaire, Milan, 1967–68. Photo: Christian Roeder
ドイツ人作家、トーマス・ベイルのニューヨークの美術館では初となる個展。過去50年に制作された多様なメディアによる作品が展示される。ベイルは60年代、西ドイツ経済が好況であった時に登場したアーティストで、初期の作品において、デジタル文化のアナログな視覚化を行うなど、今日の作品に通じる作品を制作していた。その他、消費動向、テクノロジー、プロパガンダなどに関しても先見性のある表現が見られる。ベイルはこれまで、ニューヨーク以外では現代美術の先端を担う主要な展覧会において紹介され、過去にドイツのドクメンタに３回、ヴェニス・ヴィエンナーレには２回参加、それぞれ高い評価を得ている。(林 玄一)
9月2日まで
New Museum
235 Bowery
212-219-122
火水11:00am-6:00pm
木11:00am-9:00pm
金〜日11:00am-6:00pm
一般$18、シニア$15、 学生$12、18歳以下無料 (※14歳以下 要保護者同伴)
木曜7:00pm-9:00pm入場料任意（$2推奨）
www.newmuseum.org
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2018年7月13日号 Vol.329