2019年8月6日号 Vol.355

JETプログラム
NYから日本へ77人


レセプションで、乾杯する参加者たち


在ニューヨーク日本国総領事館は7月26日、大使公邸で「JETプログラム」参加者の壮行会を行った。
本年度は、米国全土から約4000人の応募があり、その中から書類審査・面接試験を経て選出。ニューヨーク地区からは77人が日本へ赴く。
出発に向けてのオリエンテーションの後、レセプションに臨んだ参加者たち。緊張や不安などもあるものの、「出発を待ちきれない」そんな思いが見て取れた。
山野内勘二総領事・大使は、「今年は新しい天皇が即位、2020年は東京オリンピックがあり節目の年でもあります。健康で素晴らしい経験となるよう祈っています」と、新元号「令和」最初の参加者らを激励した。
JET同窓会N Y支部会長のアンディー・シャーツァーさんは、「一生に一度の機会。積極的に交流を図り素晴らしい時間を過ごして欲しい」と述べ、参加者らに「一期一会」という言葉を贈った。
参加者を代表して答辞を読んだディラン・フィシェラさんは高知県へ向かう。大学で日本語を勉強したフィシェラさんは、「よさこい祭りに参加して地元の人たちと親睦を深めたい」と語る。兵庫県神戸市へ向かうマデリン・ズルアガさんは、「神戸は大きな港で国際色豊かな街と聞いています。ずっと行きたいと思ってました。独自の文化に触れてみたい」と笑顔で話した。
参加者たちは翌27日、日本へと旅立った。 


HOME