2018年8月10日号 Vol.331

Rio x Rioライブ
日本から16歳と14歳

Rio x Rioライブ
Rio'(左)といんやくりお


日本から若きミュージシャン、いんやくりお(三線・『缶から三線』奏者、16歳)と、Rio'(シンガーソングライター、14歳)を招いてのライブ演奏が8月 23日(木)、ユニオンスクエア近くのCRS(センター・フォー・リメンバリング&シェアリング)で開催される。題して「Rio x Rioスペシャルライブ」。いんやくりおが演奏する「缶から三線」とは、沖縄で戦後空き缶などの廃材を利用して作られた楽器だ。
今年夏ボストンのバークリー音楽大学に、Rio'がキーボード、いんやくりおがギターで夏季短期留学。今回のニューヨークでのライブは、その留学終了後のイベントとなる。
いんやくりおは、2001年東京生まれ。幼少期は心肺疾患で入退院を繰り返し、自分が生まれる前のことなどを語った詩集「自分をえらんで生まれてきたよ」を出版すると、13万部のベストセラーに。2011年沖縄に移住。缶から三線に即興多重録音システムをとり入れた音作りと、背面弾きなどの豪快なパフォーマンスが話題になる。缶から三線とエレキ三線の2丁弾きを発案し、沖縄県内外で演奏活動を開始、テレビ出演もする。
沖縄民謡のアレンジ、沖縄ポップスとアメリカ音楽の融合、琉球古典音楽と民謡のリミックス、三線2丁弾きなど、独創的なパフォーマンスを通して、南の島の風を届ける。
Rio'は2003年東京都生まれ。3歳から音楽の基礎を学び、6歳からピアノと音楽理論、作曲を学ぶ。17年夏から歌作りとギター演奏を始める。自身のYouTubeチャンネル「りりおん」もスタート。昨年暮れ、初のバンド・アレンジ曲「大丈夫」をレコーディング。今年に入りiTunes、Amazon Musicなどで世界同時リリースしている。

■8月23日(木)8:00pm
 コンサート後親睦会(飲食の持ちこみ歓迎)
■会場:CRS:123 4th Ave., 2nd Fl.
jp.crsny.org
■チケット無料(任意寄付$20歓迎)
■要申込み:CRS
 TEL: 212-677-8621、info@crsny.org



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