2018年8月10日号 Vol.331

JETプログラム壮行会
NYから日本へ88人

JETプログラム壮行会
(左から)アンドラーデさん、キャッツさん、ファイヤーバーさん


在ニューヨーク日本国総領事館は7月27日(金)、大使公邸で「JETプログラム」参加者の壮行会を開催した。同プログラムは1987年にスタート。国際交流員または小・中・高の英語の指導助手として活躍してもらい、外国語教育の充実や交流による地域レベルでの国際交流の発展を図ることを目的としている。
31年目を迎えた本年度は4120人の応募があり、約1140人が選出。ニューヨーク地区からは88人が日本へ赴く。
壮行会では、髙橋礼一郎総領事・大使が挨拶。続いてJET同窓会ニューヨーク支部会長で兵庫に滞在経験を持つブレンダ・マッキニーさんは、「いろんなことにチャレンジして欲しい。今後の人生に於いて、有意義な経験となることを祈っています」と激励の言葉を贈った。参加者を代表してニコラス・ネスターさんが答辞を読んだ。
ケイトリン・スプレーグさんは鹿児島県へ、アレクサンダー・ソモージーさんは高知県へ。「いろんなところを旅したいです。神社仏閣、古都を訪ねて少しでも日本人の心に触れたい」と語る。
シェルビー・ファイヤーバーさんは長崎県へ。「長崎は外国の影響を受けたエキゾチックな街と聞いています。とても楽しみです」を心を躍らせる。ローラ・キャッツさんは愛媛県、クララ・カッツ・アンドラーデさんは大阪へ。「いろんなところに行ってみたいです」と、声を揃える。
子供の時、父がプレゼントしてくれたゴジラのビデオが、日本に興味を持つきっかけだったと語る代表のネスターさんは和歌山県へ赴任。「富士山に登りたいです」と目を輝かせた。
参加者たちは翌28日、日本に向けて出発した。


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