2019年8月23日号 Vol.356

北米最大規模のトレードショー「NY NOW」サマー2019
ギャラリー91「ベスト・レガシー・アワード」受賞


「ギャラリー91」のブース


(左から)デザイナーのカリム・ラシッド氏、アワードを受賞した「ギャラリー91」の海老原嘉子オーナー、デザイン・パビリオン・ディレクターのアイリーン・ショウ氏、"NY NOW"のバイスプレジデント・ジョン・スタッタード氏


生活雑貨、食器、テキスタイルなどを紹介する北米最大規模のトレードショー「NY NOW」の「サマー2019」が、8月10日(土)から14日(水)まで、ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンション・ホールで行われた。「ホーム」「ライフスタイル」「ハンドメイド」の3セクションが設置、全米各地からバイヤーや報道関係者ら多数来場した。

今回も米国マーケーット進出を目指す日系企業等がブースを出店。シンプルなデザインで機能性を追求した食器、刃物、テキスタイルなど、日本が世界に誇る高品質の「メイド・イン・ジャパン製品」を紹介。独創性、創造性、本物の製品デザイン、斬新な材料、革新的な使用方法、機能性、そして継続的な新製品の創造などの審査基準が設けられている「アクセント・オン・デザイン」のエリアにも、日本の伝統技術にデザイン性が加わったアイデア商品を紹介するブースが見られた。
フィラデルフィアの「モリハタ・インターナショナル」では、「ソックス」、「タオル」などの生活雑貨を紹介。日本香道はお香と関連商品、他にも革製品や漆塗りの食器などを展示し、多くのバイヤーの目を引いた。
初出店から今年で32年目、ニューヨークをベースとする「ギャラリー91」では、「建機」シリーズのペーパーモデル、紙製のパッケージなど、紙製の商品を多数展示。世界的に評価の高いハサミも紹介した。

NY NOWは今回で35周年。ショー終了後には盛大な記念パーティーが催され、数々のアワード受賞者を紹介。ギャラリー91には「ベスト・レガシー・アワード」が送られた。


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