2021年9月3日号 Vol.405

NY州「EWF」
失業保険対象外の人々を支援

ニューヨーク州が、「Excluded Workers Fund(EWF)」の申請受付を開始した。EWFは、ニューヨーク州政府の失業手当や、連邦政府によるパンデミック関連の所得救済の対象にならない労働者向けに、直接現金援助を提供する国内初の21億ドルの基金プログラム。



EWFの申請ウェブサイトによると、申請資格は以下の通り。

・2020年3月20日以前からニューヨーク州に在住し、現在も引き続き州内に在住していること。
・パンデミック中、州の失業保険や、州・連邦政府のパンデミック関連リリーフプログラムの対象外で、助成金を受け取っていない
・2021年4月前の12ヵ月間の年収が2万6208ドル以下
・2020年2月23日から2021年4月1日までの間のどこかで、▼完全な失職または部分的な失職のため、1週間の収入の最低50%を失っていること、または▼パンデミックのため就業できないでいること、または▼コロナ感染のため世帯主が死亡または就労不可能となったため、自分が世帯主とならざるを得なかった者。

申請はオンラインでできる(別記)。自分で申請できない人は、州が提携するコミュニティベースの支援団体で、申請を代行してもらうことも可能。アジア系団体もいくつかリストされている。

■EWF申請サイト:ewf.labor.ny.gov
■EWFの詳細:https://dol.ny.gov/EWFApply
■申請の支援団体の検索:dol.ny.gov/CBOlist
※または以下に電話をして(英語)最寄りの支援団体を紹介してもらう
TEL: 877-393-4697


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