2023年9月15日号 Vol.454

スラッシャー映画を彷彿
没入型ホラー体験
「テラーヴィジョン」

Photo courtesy of TerrorVision - Live Screaming Your Nightmares

今年のハロウィンに合わせ、新しい没入型のホラー体験「テラーヴィジョン」が9月13日(水)、タイムズ・スクエアに登場。特別会場「ホラーウッド・スタジオ(Horrorwood Studios)」が、ニューヨーク市内最大規模のお化け屋敷となる。

手がけたのは、20年以上に渡り映画監督として活動してきたウィル・マンローとケイティ・マクゲオック。彼らは、テーマパーク「シックス・フラッグス」の「恐怖フェスト」も担当した。


老朽化した(装飾の)ホラーウッド・スタジオはおよそ2万スクエアフィートで、場内には約140人のアクターたちがスタンバイ。「ゲストはテレビ画面から、悪夢に足を踏み入れる」というコンセプトの下、来場者は3つの恐ろしい物語に直面する。スクリーンが割れ、恐ろしいクリチャーが出現し、信じられないようなエフェクトが人々を悪夢の世界へと叩き落とす。

製作総指揮のダルトン・M・デールは、「ハリウッドで最高のメイクアップ&特殊効果アーティストが、毎晩、キャストを化け物に変身させる」と宣言。マンローとマクゲオックは、次のように述べている。

「『テラーヴィジョン』に足を踏み入れると、スラッシャー映画の最盛期だった1980年代に入り込みます。当時は『エルム街の悪夢』、『13日の金曜日』『ポルターガイスト』といった、今では『古典』とされるホラー映画が興行収益を独占していました。私たちはゲストに、その頃の映画の中に入ったような気分を味わってもらいたかった」。加えて彼らは、「気の弱い人には向いていない」とも述べている。

13歳以下は入場不可。コスプレでの参加も許可していない。
すでに「今年、最も恐ろしいお化け屋敷になる」と評判だ。

TerrorVision - Live Screaming Your Nightmares
■9月13日(水)〜11月5日(日)
※オープニングナイト:9月14日(木)
■会場:Horrorwood Studios
 300 W. 43rd St.
■$39〜
www.facetheterror.com


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