2020年9月18日号 Vol.382

第16回「HAFH展」
多摩美校友会NYクラブ
天理ギャラリーで9月25日から



第16回多摩美術大学校友会ニューヨーククラブ展「ホーム・アウェイ・フロム・ホーム(HAFH)展」が、9月25日(金)から10月8日(木)まで、市内の天理文化会館で開催される。パンデミック中の開催のため、レセプションは開かず、来場は要予約。ギャラリー内ではマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保つこと。

多摩美術大学校友会ニューヨーククラブは2003年発足。会員はトライステート地区在住者を中心に、日本在住者も含め100人以上。今回のHAFH展には、その中から16人が作品を出展する。

タイトルの「ホーム・アウェイ・フロム・ホーム」は、「故郷を離れた故郷」という意味。故郷日本を離れることでより故郷を意識し、自己のアイデンティティーを自覚するという意味が込められている。同時に、ニューヨークという世界アート市場の中心地での研鑽がもたらす、自らの殻を破る創造を行うことを目指す。

今年は、同クラブのメンバー小倉千恵の初の個展を同時開催する。日本画的技法を用い、美しい自然を題材にした作品と、抽象的な作品を併せて展示する。

「小作品展」では、会員の作品だけでなく、ニューヨーク近郊在住の多摩美出身アーティストに広く作品提供を呼びかけ、多彩な作品を紹介する。

■9月25日(金)〜10月8日(木)
■会場:天理ギャラリー
 43A W. 13th St.
www.tenri.org
 来場は要予約:渡辺まで
 keicowatanabe@gmail.com
※鑑賞時にはマスク着用



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