2019年9月20日号 Vol.358

日本食フードエキスポ
True World Foods
関心の高さ証明


目玉はマグロの解体実演。数百キロもある巨大なマグロを手ぎわよく解体


総合食品商社「トゥルー・ワールド・フーズ」は9月8日(日)、チェルシー地区のメトロポリタン・パビリオンで「トゥルー・ワールド・フード・エキスポ2019」を開催した。
今回は米国内外から52社が参加。最高品質のシーフード、世界中のレストランで供される人気の日系食品、関連商品を紹介。従来は主に食品関連業者を対象に行われていたフード・エキスポだが、今回は一般にもチケットを販売。日本食ファンが多数詰めかけた。
当日は、本マグロ、ハマチ、鯛、ウニなどのシーフードに加え、根強い人気を誇るラーメン、需要が上昇する和牛を紹介。また、抹茶を使った各種デザートに人気が集まった。
中でも目玉はマグロの解体実演。ステージ上で数百キロもある巨大なマグロを手ぎわよく解体。有名レストランから参加したシェフが、寿司、刺身を提供した。
「トヨス・エクスプレス」コーナーでは、東京の魚市場・豊洲(旧築地)から取り寄せた鮮魚の数々が試食に供された。他にも大阪・堺の包丁ブランド「堺孝行」のブースも大勢で賑わっていた。午後5時の閉館まで人出が絶えず、あらためて「和食」に対する関心の高さを証明。初の美食エキスポは、大盛況のうちに幕を閉じた。


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