2019年10月4日号 Vol.359

医師会NPO支援プログラム
助成金への申請受付中


米国日本人医師会(JMSA=柳澤貴裕会長)によるコミュニティーアウトリーチプログラム「JCOP」で、助成金への申請を受け付けている。対象は、医療、健康、育児、教育関連の日系NPO。締め切りは10月11日(金)。
JCOPは、2007年設立の助成金プログラムで、今回で13回目になる。毎年ニューヨーク近辺を中心に、ボストンやフィラデルフィアほか全米から応募があり、JMSAが活動内容を審査した上で、年末に助成金を授与している。
この助成金プログラムに応募するNPOは、地元の日系コミュニティーに対して、必要な医療情報を日本語で提供するだけでなく、独自のプログラム や企画・イベントなどを通して、実にさまざまな医療関連サービスを提供している。しかし、いずれの団体もその活動資金が不足しているのが現状だ。
JMSAはこうしたNPOに、少額ながら助成金を授与し、その活動を支援しようとJCOPを立ち上げた。「地元の日系医療関連NPOと、支援意欲を持つ企業とをつなぐかけ橋として、このプログラムを発展させていきたい」と、JCOPを担当する加納麻紀先生は話している。
昨年は、13団体に助成金が授与された。助成金を受けた団体は、その金額の用途や、活動中の写真などを、JMSAに報告する義務が生じる。
募集要項は米国日本人医師会のホームページ(別記)から申請用紙をダウンロード。問合せはJMSA事務局まで。

★募集要項:
米国日本人医師会(JMSA)HP:www.jmsa.org
ページ左下の「JCOP 2019 Application」から
申請用紙をダウンロードする
■締切:10月11日(金)
■問合せ:JMSA事務局、加納さん
TEL: 914-433-3210、info@jmsa.org



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