2019年10月4日号 Vol.359

「平和の鐘」式典
五嶋みどり、ヨーヨー・マが参加


参列した関係者。(前列左3人目から)別所大使夫妻、ヨーヨー・マ、五嶋みどり、ムハンマド=バンデ議長、グテーレス事務総長


国際連合は9月20日(金)、国際連合敷地内の日本庭園で、国際平和の日(9月21日)を記念して「平和の鐘」式典を開催した。この「平和の鐘」は1954年、日本国連協会を通して中川千代治氏により寄贈されたもの。第13回会合に参加した65に及ぶ国々から送られた硬貨や、日本から提供された古銭、刀のつば、弾丸などで鋳造され、「世界絶対平和万歳」と鋳込まれている。
当日は、アントニオ・グテーレス事務総長夫妻、ティジャニ・ムハンマド=バンデ第74回国連総会議長、別所浩郎大使夫妻の他、国連平和メッセンジャーの五嶋みどり(バイオリニスト)や、ヨーヨー・マ(チェリスト)が参加した。
式典は、サークル・ウインド・チェンバー・アンサンブルの演奏でスタート。グテーレス事務総長、ムハンマド=バンデ議長らが鐘を鳴らし、平和への思いをひとつにした。
また、学生会議も開催され、慶應義塾ニューヨーク学院(高等部)の学生たちも参加。五嶋みどり、ヨーヨー・マが素晴らしい演奏を披露し、五嶋は、キーノートスピーカーとして、平和への思いを語った。


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