2018年10月5日号 Vol.335

第8回「反原発展」
NYのアーティスト結集

海の日芸術祭
越光桂子「Nuclear Series ⅡNO MORE」


第8回「反原発展」が、イーストビレッジのシアター・フォー・ザ・NYC内ギャラリーで9月24日(月)から始まり、10月21日(日)まで開催されている。
ニューヨーク・トライステートエリア在住の日本人アーティストを中心に、作品を通して原発反対への思いを発信する。絵画・写真・立体など、異なる作品群が展示。原子力発電に執着する祖国日本に警鐘を鳴らす。
東日本大震災と、福島第一原子力発電所事故による災害から7年。「原発をめぐる利権構造は崩れていません。2013年には、日本の元国家指導者らが原発の安全性を否定、日本はエネルギー転換期に来たと反原発声明を発し、世論は揺れました。最終処分法も未解決の核廃棄物問題をはじめ、後世に負担を回すのはあまりに無責任」と、反原発アーティストグループ代表・越光桂子さんは話す。

▼出展作家(順不動):YUKAKO、越光桂子、H.MAX HORBUND、青柳愛子、飯塚国雄、百田和子、ALDO GARAY、長倉一美、池田佳子、TOSHIKO、田中康予、ORIN BUCK、遊真あつこ、松田常葉、古川レオナート文香

■10月21日(日)まで
■クロージングレセプション:
 10月17日(水)5:30~7:00pm
■会場:Theater for the New City's
 ("TNC") Art Gallery
 155 1st Ave.
■入場無料
theaterforthenewcity.net



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