2019年10月18日号 Vol.360

いけばなインターナショナルNY
ホテル内を秋の装いに
秋の恒例いけばな展



日本の「生け花」の発展と普及に努める「いけばなインターナショナル・ニューヨーク」は10月11日(金)から13日(日)まで、ザ・キタノ・ホテル・ニューヨークで、作品展「秋の心」を開催した。季節に相応しい草花を使い、丹精を尽くして生けられた作品は全30点。草月流、小原流、池坊、龍生派、一葉式など、流派を越えて生けられた花々が、ホテル内を秋の装いに彩った。
「いけばなインターナショナル」(本部・東京)は、1956年に設立。世界60ヵ国に支部を持ち、メンバーは8500人以上。「流派にとらわれず、花を通じて親睦・友情を深めること」をモットーに掲げ、芸術の研究と推進に取り組んでいる。
11日に行われたオープニングレセプションには、総領事館から山野内総領事・大使夫妻、別所国連大使夫妻、川村国連日本政府次席代表夫妻らが出席。また山野内由紀子総領事・大使夫人、川村美穂国連日本政府次席代表夫人らの作品も展示された。
ビバリー・ハシモト・いけばな・インターナショナル・ニューヨーク会長は、「ますますの発展に尽力するとともに、花を通じ流派の垣根を超えた親睦を図っていきたい」と挨拶。ライブミュージックとともに「秋の心」を楽しんだ。


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