2018年11月2日号 Vol.337

「高松宮殿下記念世界文化賞」
C・ケネディ氏
国際顧問に就任


前駐日米国大使のキャロライン・ケネディ氏がこの11月、公益財団法人日本美術協会主催「高松宮殿下記念世界文化賞」の国際顧問に就任する。
アメリカの国際顧問は、2001年から元メトロポリタン美術館理事長のウィリム・ルアーズ氏(89歳)が務めていた。ケネディ氏はその後任。今後、アメリカ推薦委員会を主宰し、2018年から受賞候補者の推薦を行う。ルアーズ氏は名誉顧問となる。
ケネディ氏は、故デイヴィッド・ロックフェラー氏、デイヴィッド・ロックフェラー・ジュニア氏、ルアーズ氏に次ぎ、4人目のアメリカの国際顧問。「光栄かつ嬉しく思います。世界文化賞を通じて、世界の多様な芸術の素晴らしさに対して、理解をさらに深めることを楽しみにしています」と語っている。
また、1994年から25年間国際顧問を務める中曽根康弘氏 (100歳)は、2018年末に退任、名誉顧問に就任する。後任は未定。


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