2020年11月13日号 Vol.386

フェルメールと「オランダの光」
吉屋敬氏講演会



日本クラブが、オランダ在住の画家・エッセイスト・ゴッホ研究家の吉屋敬(よしや・けい)氏=写真=を講師に迎え、スペシャル・ウェビナー「フェルメールと『オランダの光』」を開催する。

生前大きな名声を得ながら、その後長く忘れ去られていた画家フェルメールが、なぜ今これほどの名声を得ているのか? 謎の多い画家でもあり、講演会では図版を映写しながら、吉屋氏なりの考えを基に検証、次のような謎に迫る。フェルメールが描いたモティーフの意味は? 当時の社会背景との関係は? オランダの17世紀絵画に描かれ、ヨーロッパで「オランダの光」と呼ばれた特別な光とは? フェルメールの光と「オランダの光」との関係は?フェルメールが生きた世界と時代は? デッサンや習作は何故一枚も残っていないのか?――など。

現在、多くの謎は解けつつあるが、フェルメールはこれからもまだ再発見される謎を秘めた画家。「最もフェルメール作品が多い国アメリカに住む皆さんに、今回のウェビナーを通して、ぜひ新たな角度からフェルメール作品を鑑賞していただければと思います」と吉屋氏は話している。


11月18日(水)7:00〜8:00pm
ZOOM開催
参加無料(任意寄付)
申込み: www.nipponclub.org
問合せ: yhonda@nipponclub.org(本多)



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