2022年11月25日号 Vol.435

第38回JCCI年次晩餐会
真鍋淑郎教授、安倍晋三前首相を表彰

(左から)上野会頭、新家ガラ・チェアーパーソン、ブレマー氏、バサラ氏、ノップ・ガラ・チェアーパーソン

ニューヨーク日本商工会議所(JCCI=上野佐有会頭:米国三井物産社長兼CEO)は11月7日(月)、ミッドタウンにある「ヒルトン・ホテル・ミッドタウン」のコンベンションホールで第38回年次晩餐会を開催した。
 
同晩餐会は、日米財界人の交流親睦とビジネス関係の強化を目的としてた大規模なチャリティーイベントで、今年のテーマは「Mooving towards the futuer 未来に向かって」。コロナ禍の影響で一昨年はオンライン、昨年は感染予防ガイドラインに従い、人数を制限したカクテル・パーティー形式でおよそ200人が参加。今年は3年ぶりの対面開催で、在NY日本国総領事館の森美樹夫総領事・大使を始めおよそ900人が参加。新家良一氏(MUFG専務執行役員・米国副担当・NY支店長)、ポール・ノップ(KPMG CEO)の両氏がガラ・チェアーパーソンを務めた。



上野会頭の開会の挨拶で晩餐会が始まった。基調講演は政治学者のイアン・ブレマー氏が担当。独特な口調とゼスチャーで熱弁を振るった。

日米及び世界の友好と理解に貢献した個人に与えられる功労賞「イーグル・オン・ザ・ワールド・アワード」は、US-ジャパン・カウンシル・CEOのスザンヌ・バサラ氏、2021年のノーベル物理学賞受賞者でプリンストン大学客員研究員・海洋研究開発機構フェローの眞鍋淑郎(しゅくろう)氏に贈られた。
 
また安倍晋三前首相と、元サンノゼ市長で第33代商務長官、第14代運輸長官を歴任したノーマン・ヨシオ・ミネタ氏に特別栄誉賞が贈られた。最後は新家氏があいさつを述べ、晩餐会は閉幕した。


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