2022年11月25日号 Vol.435

八村義夫・武満徹・湯浅譲二
3巨匠の室内楽曲

(上段左から)八村義夫、武満徹、湯浅譲二、ギルバート・ガリンド、合屋正虎、フランシス・ホワイト(下段左から)リッシュ・リンジー、トーマス・ピアシー、トミーナ・パヴァノヴァ、ジョッシュ・ペリー、テンクー・イルファン

トーマス・ピアシー率いるニューヨークの演奏家・作曲家集団ランダム・アクセス・ミュージック(RAM)が、12月11日(日)、グリニッジビレッジのマーサ・グラハム・ダンススタジオで演奏会を開催する。

「Tokyo to New York(東京とNY)」と題したこの演奏会。八村義夫・武満徹・湯浅譲二という、日本が誇る20世紀の前衛作曲家による傑作をRAMが演奏するほか、ニューヨーク在住の作曲家、ギルバート・ガリンド、フランシス・ホワイト、合屋正虎による新作も初演される。



フルート、クラリネット、ハープ、パーカッション、ピアノの五重奏という、珍しい組み合わせの曲を集めた演奏会となる。八村・武満・湯浅によるこれら五重奏作品は、現代音楽集団サウンド・スペース・アークのために作曲されたもの。ピアシーは、サウンド・スペース・アーク創立メンバーであるピアニスト高橋アキと共に、2017年国立能楽堂でこれらの作品を演奏している。

RAMの演奏家は、リッシュ・リンジー(フルート)、トーマス・ピアシー(クラリネット)トミーナ・パヴァノヴァ(ハープ)、ジョッシュ・ペリー(パーカッション)、テンクー・イルファン(ピアノ)。

■12月11日(日)6:00pm
■会場:Martha Graham Studio One
 55 Bethune St.
■一般$25、学生/シニア$10
■予約:ram.nyc.info@gmail.com
www.ram-nyc.org/ram-concerts-december-2022


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