2021年11月26日号 Vol.411

紐育男声合唱団・定期演奏会
4部構成、ジャズ演奏も



紐育男声合唱団が12月11日(土)、アッパーイーストサイドの教会で2年ぶりの定期演奏会を開催する。昨年はパンデミックのため中止になっていた。入場無料。

演奏会は4部構成で、1部は「希望の島」「いざ起て戦人よ」など、20年間歌い継がれてきた男声合唱の愛唱歌を披露する。

2部は、名付けて「J・POPステージ」。紐育男声合唱団の指揮者・山内竜志が、日本の歌謡曲を男声四部合唱にアレンジ。大瀧詠一作の昭和のヒット曲「冬のリヴィエラ」、94年の松任谷由実のヒットシングル「春よ、来い」。96年フジテレビ系ドラマ「白線流し」の主題歌だったスピッツの「空も飛べるはず」、2007年桑田佳祐の9作目のシングル「明日晴れるかな」。



そして3部は、ゲストミュージシャンによる演奏だ。ジャズトリオ(ピアノ、ダブルベース、サックス)の演奏を予定している。

4部は、男声合唱組曲「月光とピエロ」、紐育男声合唱団オリジナル組曲「故郷」から「帰郷」ほか合計3曲を演奏する。

「故郷」は、昨年コロナ禍で活動が中止になる以前から、第20回記念コンサートのために進めてきた組曲だ。その中の一つ「帰郷」は、現在の団員の一人が故郷長野県への帰省に馳せる思いを基に、元団員で日本経済新聞記者の安川寛之が詩を創作し、指揮者・山内が曲を付けたもの。

すべての来場者は、ワクチン接種が必要。現段階で接種が終わっていない12歳以下は、今年は入場不可。会場ではマスク着用のこと。詳細は別記まで問い合わせを。

■12月11日(土)5:30pm
■会場:The Church of The Holy Trinity
316 E. 88th St.
■入場無料
■問合せ:info@mgcny.net


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