2019年11月29日号 Vol.363

ジャパン・ソサエティー「日本を知る」シリーズ
長野県の魅力を紹介


長野から来米した熊谷氏


長野在住のグアルディア氏


信州のそば、信州サーモンのロール


15種の酒を紹介


ジャパンソサエティー(JS)は長野県庁との共同企画で、11月20日(水)と21日(木)の2日間、特別企画「ゲット・トゥ・ノウ・ジャパン・シリーズ/Get to Know Japan Series(日本を知る)~長野県~」を開催。200人以上が参加し、大いに賑わった。

全長約3000キロメートルの日本列島。各地には独特な歴史や伝統が根強く残り、地域性や気候の特徴と深く結びつきながら、それぞれが独自の文化を育んでいる。

シリーズ第4回目となった今回は、本州の中部に位置し、雄大な日本アルプスの山々に囲まれた長野県を紹介。長野は1998年に冬季五輪を開催し、ウインタースポーツのメッカとして世界的にも知られている。
20日(水)には、「ゲット・トゥ・ノウ・ナガノ:自然、歴史とスポーツの本場」と題しトーク&試食会を開催。200人以上が参加した。
第一部のトークショーでは、スーザン・ミヤギ・マコーマック(ジャパン・カルチャー・NYC創設者)がモデレーターを担当。日本から長野県信州ブランド推進監・営業本部営業局長の熊谷晃氏、長野在住でインターナショナル・ツーリスト・プロモーション・オフィスのブレアー・グアルディア氏が来米、スピーカーを務めた。両氏は長野の歴史、自然、観光資源をビデオを交えて紹介。あまり知られていない長野独自の幼児教育の現場や、伝統産業の現状などを伝えることで、長野をPRした。
第二部は試食&試飲会。ジュース(2種類)、ビール(3種類)、そして15種類の日本酒が用意され、参加者らは信州サーモンのロール、信州そば、信州そばサラダとともに舌鼓を打った。
21日(木)は、伝統産業のひとつで、現在全国の70%の生産高を誇る「水引」と、「日本三大七味」のひとつ、長野県の八幡屋礒五郎から10代目・室賀ゆう貴氏を講師として迎え「カスタム七味作り」のワークショップを開催した。


HOME