2019年11月29日号 Vol.363

シルク・ドゥ・ソレイユ新作
「クリスマス」がテーマ
「イットワズ・ナイト・ビフォア…」


Courtesy Cirque du Soleil, 'Twas The Night Before. Photos by Matt Beard


カナダのエンターテイメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」(以下シルク)の49作目となる新プロダクション「イットワズ・ナイト・ビフォア…」が12月12日(木)から29日(日)まで、マディソン・スクエア・ガーデンのフールー・シアターで上演される。
ホリデーをテーマにした作品に「ウィンタック」(2007年)があるが、クリスマスをテーマにした演目は今作が初。クレメント・クラーク・ムーアの詩「クリスマスの前の晩(The Night Before Christmas)」をベースに、シルクの世界が展開される。

「クリスマスだ!」と騒ぐ周囲に、うんざりしている主人公の少女、イザベラ。クリスマスの前日、ベッドに入ったイザベラの傍らで「クリスマスの前の晩」を読み聞かせる父。すると突然、目の前に「詩」の中のキャラクターたちが現れる。サンタが来る前に一体、何が起きたのか…。イザベラの冒険が始まる。

パフォーマンスは、手に汗握る「エアリアル・ハンモック」や「エアリアル・カート」などの空中技、スピード感に溢れるスケーティング、軽快なディアボロなど、シルクのお家芸を連発。加えて、生演奏と独創的なボーカル、コミカルなピエロたちがショーを盛り上げる。

シルクの最高経営責任者、ヤスミン・カリル氏は、「家族揃って楽しめるように制作された作品です。友情の素晴らしさと、家族の思い出を呼び起こすことでしょう」とコメント。
明るい光と希望に包まれた「シルク流」クリスマス・ストーリー。

'Twas the Night Before...
■12月12日(木)〜29日(日)
■会場:Hulu Theater
 at Madison Square Garden
 4 Pennsylvania Plaza
■$46〜(1歳以下無料)
msg.com/cirque



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