2019年11月29日号 Vol.363

リーブ財団・第29回年次晩餐会
今井ファミリー「継続的な支援を」


(左から)アレクサンドラさん、ウィルさん、千恵さん、千晶さん、マシューさん


落馬事故により脊椎に損傷を負った俳優の故クリストファー・リーブ氏と、故ダナ夫人の「クリストファー&ダナ・リーブ・ファウンデーション」は11月14日(木)、チプリアーニ・サウス・ストリートで、ファンドレーズ年次晩餐会「マジカル・イブニング・ガラ」を開催した。
リーブ財団は脊椎損傷に苦しむ人々を支援する団体として設立。今回のガラは29回目、クリストファー・リーブ氏が亡くなって15年目を迎える。現在はリーブ夫妻の遺児マシュー、ウィル、アレクサンドラがその遺志を継ぎ、サポートを続けている。
同財団は麻痺リソースセンターを設立して以来、これまで10万人以上を直接支援。障がい者への偏見や誤解と戦うために、4000件以上の症例を公表している。
今年で16回目の参加となるデザイナーの今井千恵さん(チエ・イマイ・グループ代表)は、長女で同社代表取締役社長の今井千晶さん、同社でマーケティングを担当する長男のクリス今井さんと共に出席した。
当日は、スポーツなどで障がいを持ったアスリートやその家族も参加。有名人も多数詰めかけ、元ニューヨーク・レンジャーズのホッケー選手マーク・メシエ氏、ニューヨーク・ベースで活動を続ける歌手ジェシー・ルーベン氏、フォックスニュースの政治アナリストのローレンス・ジョーンズ氏、ラジオパーソナリティーのスコット・シャノン氏などが参加した。
家族で支援を続ける今井ファミリーは、「利益を社会へ還元することで、微力ながらもサポートできることを嬉しく思います。今後もこの活動を続けていきたいと考えています」と声を揃えた。


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