2019年2月8日号 Vol.343

JCATNY

「情報発信」と「社会貢献」

ART


「The Big Issue(ビッグイシュー)」をご存知でしょうか?「路上での雑誌販売という仕事の提供を通じて、ホームレスの人々の自立を応援する」ことを目的とし、1991年にロンドンで生まれた雑誌です。エリザベス女王も購入したことがあるそうです。「ホームレスの救済」と言えば、金銭や物品などを寄付することが一般的ですが、寄付ではなく仕事を提供することで、彼らの自立をサポートしようと始まりました。

「The Big Issue」の販売者になれるのはホームレスだけ。現在、日本を含む世界35ヵ国へ「The Big Issue」は広がっています。この雑誌の素晴らしい点は、「情報発信」と「社会貢献」が同時に行われていることろではないでしょうか。最近のメディアはといえば、ゴシップ記事やセレブ記事などが多く、げんなりすることもしばしば…。

日本版「The Big Issue」は2003年9月、大阪市で発行されました。当初は月刊でしたが、2018年7月には月2回発行。現在は大阪市の他にも、その活動が少しずつ拡大されています。実は、この「The Big Issue」351号で、4ページに渡り、私を特集してくださいました。「アートで食べていく!」をテーマに、「自分のファンをつくれるのか?それには一体何をする必要があるのか?」について、インタビュー形式で掲載されています。351号の表紙はクイーンの故フレディ・マーキュリー。彼自身、身を持ってその答えを教えてくれています。

ホームレスが自立するために考えられた新しい社会貢献のかたち、「The BIg Issue」。これからの時代、生活の中でだれでも簡単にできる、このようなSTYLEが増えていくのではないでしょうか。あなたの行動が感動を生み、ひとりひとりを救います。世界をより楽しい場所にしていきましょう。


いたみありさ(JCATファウンダー/キューレーター)

JCAT は総勢160 名以上の日本人現代アーティストチームです。詳細はウェブサイトをご覧ください。
www.jcatny.com



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