2018年8月10日号 Vol.331

日本映画にみる日本
「ジャパン・カッツ!」インタビュー
パート @

ジャパン・ソサエティー(JS)夏の恒例日本映画祭、第12回「ジャパン・カッツ!」が、7月19日(木)から29日(日)まで開催された。話題の最新長編作品から、注目のインディーズ作品、ドキュメンタリー、実験映像など、長編28本と短編9本を上映。同映画祭にあわせてニューヨークを訪問した監督、プロデューサー、俳優は総勢20人と過去最多。制作秘話や作品にかける思いなど、それぞれ15分、駆け足で話を聞いた。(取材協力:ジャパン・ソサエティー)


いかに日常生活を生きるか
それを役者として積み重ねていった

樹木希林


本当なら綺麗な女優さんが出てきて、衣装を変えたりするのが、お客としては見たいんでしょうけど、今回は、そういうのが一切ないところで(続きを読む)


一番楽しかったのはキャスティング
全てが立体になっていくんです
斎藤工


はしもとさんはバラエティーの放送作家さんで、彼の書かれたコントを何度か演じたことがあるのですが、その際に、彼ご自身からこの話を(続きを読む)


漫画やアニメを実写化する際
最も力を入れているのがビジュアル

佐藤信介


日本映画にはまだまだ「伸び代(ノビシロ)」がある、もっとやれることがあるだろうなと感じています。日本には、漫画や想像力豊かな感性で書かれた(続きを読む)


想像力を働かせ
自由に、自分らしく生きる

窪塚俊介


戦争当時の資料を調べると、凄くしっかりとした文章が残っていて、あの時代の高校生は侮れない。僕の実年齢とはかなり離れていますが(続きを読む)


外国人による土地買い占め問題を
先行して撮っておきたかった

高川裕也 / 澤田サンダー / 木滝和幸


今、多くの日本人が、土地を買い占める中国人に対し、良くない印象を持っています。ですが、実はバブル時の日本人も、海外で同じことをしていた(続きを読む)


人の恥部をほじくり返し
傷付いたところを抱きしめたい

吉田恵輔


この映画のような「兄弟」間を過ごしてきた訳ではないんです。ただ、俺の「相方」みたいな人物がいて、彼とは兄弟のようでした(続きを読む)


一方通行の「愛」ではなく
「帰ってきたよ」という
ファンタジーをやりたかった

鈴木洋平 / 柳英里紗


撮影場所に選んだ団地は、少し「ゲットー」のような場所で、普通じゃない人たちが「押し込められている」ような場所なんです。 彼らは凄く「牧歌的」で(続きを読む)


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