NY近郊ゴルフ場ガイド
ニューヨークでタイ料理レストランは1000軒を超すといわれている。そんな中82年に1号店をオープンしてから市内に7店舗のタイレストランを経営しているのが、トゥーンさん。バンコク生まれで72年にニューヨークに。一旦、タイに戻ったが、ニューヨークが好きで82年再びマンハッタンに帰ってきた。わずか2万ドルを資金にウエスト・ビレッジに「Toon」(トゥーン)と自分の名前をとった店をオープンした。 以来、四半世紀にわたってタイ料理をニューヨークに広めてきた。 昨年9月、マレーヒル(パークアベニューサウス)に新タイ料理店「Toon Thai Cafe」(トゥーン・タイ・カフェ)を開店。ランチ、ディナーともに近くのビジネスマンや住民に愛されている。本物指向の料理で、トゥーンさん自身があみ出したソースが人気。母親が中国人だったこともあって、中華風味の秘伝だそうだ。 自慢料理は「タイ風焼きそば」。自家製の麺にトゥーンさんがあみ出した中華風ソースがベース。お好みでシュリンプ、ビーフ、ポーク、チキンなどが選べる。トッピングはもやし、人参のスライスなどで11ドル。ボリュームもたっぷりで、ランチなら十分だ。 タイ風春巻き(3ドル)、ポークの蒸し餃子(6ドル)なども最高。 タイ料理独特のオニオン、トマト、レタス、コリアンダー、フルーツと、ライム、チリ、ニョクマムに砂糖を加えた、甘酸っぱくすっきりしたソースで作ったサラダも試してみたい。 このほか、チキンのひき肉とターニップ(洋種カブ)にピーナッツが入った逸品も見逃せない。(吉)