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よみタイムVol.148 2010年12月24日発行号  [おでかけナビ Vol.17]


スペイン料理「ソレラ」

Solera ソレラ
216 East 53rd St
(Bet 3rd & 2nd Ave.)
Tel: 212-644-1166
日本語(携帯)201-838-6504
www.solerany.com
営業時間
ランチ 月〜金12:00〜2:30
ディナー月〜木5:30〜10:00
    金・土5:30〜10:30
タパス 月〜金12:00〜11:00
    土5:30〜11:00
日曜定休 

イカスミパエリアが人気

オーナーのラフィーノ氏。実は日本食の大ファン。

 世界中から多種多様な人種や文化が集まっているニューヨークには、同様に様々なタイプの料理が集まっている。皆それぞれ、行きつけの店や好物の料理があるはずだ。
 スペイン料理でおすすめしたいのがミッドタウン・イーストに位置する「ソレラ」だ。レンガ作りの建物とネイビーのキャノピーが目印で、店内に入るとオリーブ色の壁と白いテーブルクロスが、温かい雰囲気を醸している。これらはオーナーのラフィーノ氏が、故郷のスペインをイメージしてコーディネートしたという。
 スペインはオリーブの産地で、料理にオリーブオイルを多用するがひとつの特徴。またマリスコス(魚介類)料理も多い。
 スペイン料理といえばタパス(タパの複数形)だ。さまざまなアペタイザーを小皿で頂くもので、冷製と温製の2タイプがある。元来タパとは「蓋をする」という意味で、甘いシェリー酒にハエがたかるのを防ぐため、パンなどで蓋をしたことが由来とされている。それが形を変え現在のようなスタイルになった。ソレラのタパスは13種類。オリーブにアーモンド、トルティーヤ(スパニッシュ・オムレツ)やフライド・カラマリなどメニューには典型的なタパが並ぶ。どれも素材の味が生かされており、日本人好みの味付けと言えるだろう。
 また、代表的なスペイン料理で外せないのがパエリア。ご飯と具材を浅い鍋で炊いたもので、ソレラのパエリアにはファンが多い。5種類のパエリアがあり、なかでもイカスミのパエリア「アロス・ネグロ(Arroz Negro )」は絶品だ。生臭くなく濃厚でマイルドな味わいのイカスミは、一度食べるとまた食べたくなるおいしさだ。
 当レストランでは大小パーティーも受け付けている。一階奥にあるプライベート・スペースは16人まで収容可能で、2階のダイニングルームなら40人までOK。どちらもゆっくりと寛げるはず。