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 日本の材料を使用した和菓子ではないモダン・ジャパニーズ・スタイルのデザート・バー「Kyotofu」が一昨年10月にオープン、人気となっている。「Kyotofu」という名前の由来は「京都」と「豆腐」のコンビネーションで、同店の自家製豆腐は京都風に丹念に作られ、クリーミーで繊細な味だ。
豆腐や豆乳、おからをほとんど全てのメニューに取り入れている。一番人気のメニューは「黒ゴマのスイート豆腐」（８ドル）と「ミニ味噌チョコ・ケーキ」（６ドル）。しっとりとした食感でリッチな味わいが日本人の口にとても合う。
同店の共同オーナーのニコール・バーメンソロさんは２年間の日本での留学経験もあり「日本は本当に素晴らしい食べ物がたくさんあります。日本に滞在していた時は日本食にとても感激しました。ニューヨークでの日本食は寿司、焼き鳥、ラーメンなど一般化し定着してきたが、アメリカ人がまだ見たことのない日本食のもっと違う部分を見せたかった」と話す。
また、同店では12種類の焼酎カクテルや約35種類の日本酒なども取り揃えている。「生酒や発泡清酒は実はデザートと相性がぴったり。日本人の方もこの試みには驚いているけど、様々なペアリングをおすすめしているので是非試して欲しい」と同オーナー。
今後はダウン・タウンに２号店、日本への展開も予定している。白いソファや間接照明が優しい雰囲気の店内で心行くまで日本の食材のデザートを味わいたい。
（長谷川安曇）
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