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よみタイムVol.178 2012年3月23日発行号  [おでかけナビ Vol.29]

シンプルで昔懐かしい味を追及する「来々軒」のラーメン


来々軒

218 E. 10th St.
(Bet. 1st & 2nd Ave.)
Tel: 212-477-7030
営業時間
日〜木12pm〜深夜12am
金・土12pm〜翌2am

「来々軒」新店舗で再オープン
あっさりスープ&特製生麺が人気

一気に食べてしまう「ポーク・パン」

真っ赤な看板とのれんが印象的

イースト・ビレッジのラーメン店「来々軒」(TICグループ、八木秀峰社長)が4月29日、店舗移転に伴い装いも新たに再オープンした。新店舗は旧店舗の2軒ほど先。赤いネオンサインと赤いのれんが目印だ。
 店内に入ると「いらっしゃーい!」と威勢の良い声が響く。左側にカウンター、右側にテーブルが並び、席数は全部で31席。気軽に立ち寄れ、昔ながらのラーメンが味わえる。
 昨今、NYはラーメンブームだが、「来々軒」はブーム到来以前から創業するパイオニア的存在。既に、)メリカ人にも認知され、親しまれている。
 ネオンサインにある「浅草」の文字は、日本におけるラーメンの原点とされた東京浅草の「来々軒」に由来する。同店はその本家のオーソドックスな味を継承した、言わば昔懐かしい味が自慢だ。
 ベースとなるスープは豚骨、鶏ガラなどを煮込んだもの。シンプルであっさりしているため、週に何度も通う常連客もいる。
 味は、醤油、塩、カレー(ともに9・5ドル)と、味噌(10ドル)の4種類。スープベースに、特製ダレを調合している。
 麺は、製麺所に特注したオリジナル。スープとマッチするように試行錯誤を繰り返したこだわりの麺だ。週に6回、製麺所より配達される生麺を使用。コシがあり、麺そのものの味が楽しめる逸品。
 トッピングはメンマ、ネギ、なると、ゆで卵など、昔懐かしいシンプルなもの。メンマ、チャーシューなどは追加でオーダー可能だ。
 アペタイザーにはポーク・バン(2個入り7・8ドル)がおすすめ。炙ったチャーシュー、キュウリ、レタスに、特製ソースを掛け、ふんわりとした皮でサンドイッチにしたもの。「ラーメンを待っている間に」とオーダーしたつもりでも、ついつい一気に食べてしまう美味さだ。
 他にはクラゲと春雨の入った「来々軒サラダ」や、デザートにはマンゴ・プディング(4・5ドル)がおすすめだ。(ケーシー谷口)