石焼ビビンバはご飯を焦がしてから混ぜると美味 |
唐辛子を多用する点を除けば、味付けや食材など日本食と共通点の多い韓国料理。陰陽五行にのっとり五味（甘、辛、酸、苦、塩）、五法（焼く、煮る、蒸す、炒める、生）のバランスを良しとしているのが特徴だ。
コリアン・タウンの外れ、32丁目にある「ドン・ボガム・バーベキュー＆ワインバー」は、シックでモダンな造りのコリアン・レストラン。ガラス張りの外観には「焼き肉」のイメージがなく、ハイエンドのフレンチかイタリアンのようだ。
店内に入るとまずはバーカウンターとテーブルが並ぶ。奥に進むとダイニングエリアが広がっている。こちらのテーブルは全て「掘りコタツ」式。とは言っても靴を脱ぐ必要はなく、座椅子がセットされているので、ゆったりと寛げる。
バーベキューは、ビーフやポーク、シーフードもあるが、日本人の１番人気は、やはり「カルビ」だろう。マリネされた肉は、柔らかくてジューシー。焼いたままでも味は付いているが、塩味控えめの味噌を付けても美味。
キムチやナマスなどのパンチャン（小皿）もサーブされ、「おかわり」も可能。これが嬉しいサービスだ。
韓国料理を代表する 「ビビンバ」も、日本人に馴染みの一品。おすすめはホット・ストーン・ビビンバ（石焼ビビンバ）。美味しい食べ方は、まずはご飯をアツアツの石椀に押し付けて焦がす。十分に「お焦げ」が出来てから混ぜよう。旨さ倍増だ。
「ワインバー」を謳っているだけあって、レッド、ホワイトともにセレクションは豊富。カリフォルニア産、イタリアン、フレンチなど多数。その他、韓国焼酎のソジュや、日本酒も20種以上が用意されている。
アメリカ人にも人気の同店。ピーク時は予約した方がいいだろう。
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