メニューには載っていない揚げた豆腐 |
魚介類をふんだんに使った「ハウススペシャル・キャセロール」 |
チャイナ・タウンの東、バワリー・ストリートにある「コンギー」は、その名の通り、お粥が美味しいチャイニーズ・レストラン。「ボイス」や「ニューヨーク・タイムズ」でも紹介されただけあり、アメリカ人も多く訪れるカジュアルな店だ。
何と言ってもまずは「お粥」。豚・牛・鳥などの肉類や、あわび・蟹・魚・ホタテなどのシーフード、ベジタリアン向けのメニューもある。おすすめは、ギンナンとホタテのお粥で、あっさりとした優しい味が、疲れた体に最適だ。その他、変わったものでは、カタツムリやカエルなどもある。
メニューには載っていない、隠れた一品が「揚げた豆腐」、いわゆる厚揚げだ。日本の厚揚げより衣部分が薄く、外側はサクサク、中はふっくらと柔らかい。油っぽくなく、あっさりとした味で、常連客には定番人気メニューの一つ。「Deep - fried bean curd」とオーダーを。
その他に、何を食べようかと迷ったら、隣のテーブルを覗いてみよう。「あそこで食べている、あの料理」と注文するのも一つの手。「あれはカエルだ。日本人なら、こっちがいいよ」と、親切に教えてくれた「ハウススペシャル・キャセロール」は、魚介類をふんだんに使った、日本人好みの逸品だった。
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