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よみタイムVol.143 2010年10月1日号掲載
リゴレット
ヴェルディ「生涯の最高傑作」
ヴェルディの16番目のオペラ、37歳の黄金時代に作曲され「生涯の最高傑作」と自負する作品。ベニスのフェニーチェ座の依頼で書かれ、初日の翌日には運河を往来するゴンドラの船頭たちに「女心の歌」が大流行したそうだ。「風の中の羽根のように〜」で始まる有名な挿入歌はオペラを全く見たことが無くても誰でも知っている。これを歌うマントヴァ公爵にF・メリ(メット・デビュー)、J・カレヤそして今人気の高いG・フィリアノーティーの3人が挑む。リゴレットにはL・アタネッリ、G・ガグニーゼ、C・アルヴァレス、Z・ルチッチの4人、ジルダにはC・シェーファー、N・マチャイゼ(デビュー)、D・ダムラウという豪華キャストが揃っている。第3幕の殺し屋の妹マッダレーナを口説く公爵、家の外でそれを見て嘆くジルダと諭す父リゴレットの4重唱は、リストが演奏会用のリゴレット・パラフレーズというピアノ曲に華麗に編曲させた。
あらすじ
マントヴァ公爵(T)の宮廷に仕えるせむしの道化師リゴレット(Br)は生き甲斐である愛する娘ジルダ(S)を公爵にもてあそばれ、殺し屋スパラフチーレ(B)を雇って復讐を果たそうとする。殺し屋の妹マッダレーナ(M)は公爵に惚れて殺すのは勿体ないから替え玉を立てようと言い出す。そこへ自ら恋する公爵の身代わりにジルダの身を差し出す。リゴレットが死体の袋を受け取ると殺されたはずの公爵の「女心の歌」が聞こえてくる。袋の中のジルダを見て「呪われた!」と叫ぶ。
リゴレット
RIGOLETTO イタリア語
■作曲:ヴェルディ(1850〜51年作曲)
■3時間
■演出:オットー・シェンク
■指揮:P・アッリヴァベーに(デビュー)、
 F・ルイージ
■出演:リゴレット/L・アルタネリ、G・ガルージン、ジルダ/C・シェーファー、D・ダムラウ、マントヴァ公爵/F・メリ(デビュー)、    J・カレヤ他
■10月2日、5日、8日、14日、1月11日、15日、18日、22日(M)、27日、4月26日、30日、5月3日、6日、12日