2019年9月6日号 Vol.357


[第20回]
スポーツの秋、テニス肘って?



よく「テニス肘」と言いますが、具体的にどんな怪我で、どんな症状かご存じですか?

テニス肘とは、手首に負担がかかる動作を行った時、肘の外側から前腕(肘から手首の部分)にかけて痛みが起こる症状です。正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」という、肘の炎症、怪我です。腕を酷使することで、肘の外側の筋肉の付け根部分(腱)に過度の負担がかかり、細かい亀裂や炎症が起きて痛みが起こると考えられています。

ラケットでボールを打つ動作を繰り返すテニス選手や愛好家に多い症状であることから、通称「テニス肘(テニスエルボー)」と呼ばれていますが、実際にはスポーツ以外の仕事や日常の動作が原因で発症する場合も少なくありません。

症状が進行すると、コップを持てないほどの痛みを伴うこともあり、日常生活にも大きな支障を来すようになります。テニス肘は通常、じっとしている時にはあまり痛みがなく、「手首を反らせる」「内外にひねる」「指をのばす」 という、手首を使った動作を行った時に肘の痛みが起こるのが大きな特徴です。
安静にしていれば痛みは軽減されますが、早めに医療機関を受診し、対処療法を見つけることが大切だと思います。慢性化すると、治るのに数ヵ月から1年かかることがあります。 ここでは、予防のための肩や腕のストレッチを紹介しましょう。

写真@片方の腕を前に伸ばし、手のひらを下にし、その指を反対の手で持ち、手首を下方向に曲げます。この時、痛みのある方の親指を、反対の手の指でしっかり押さえ、体と反対側、つまり前方に向けて押すようにすることがポイントです。これを静止30秒×3セット。

写真A同様に、今度は手のひらを上にし、その指を反対の手で持ち、下方向に手首を曲げます。これを静止30秒×3セット。

以上を、両腕でやってみましょう。

by 城戸あきえ 理学療法士 (DPT)

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