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シェフ・山田英代さんが、７月28日（水）、市内の料理学校ナチュラルグルメ・インスティチュートで、「ニューヨークで作る日本食」料理教室を開く。今後シリーズ化されることが決まっており、今回はその第一弾。
山田さんは、日本とニューヨークのレストランで長年すしシェフとして活躍し、現在プライベートシェフ、ケータリング、料理教室と、多岐にわたって食分野で活躍する。野菜料理を得意とし、可能な限りオーガニック食材を使うことで、ヘルシーな食生活を応援するシェフだ。「今回のクラスでは、ニューヨークで手に入る食材を使って、日本食を楽しむレシピを紹介します。プロセスされた食材は一切使わず、野菜はできるだけオーガニックを使います」と山田さん。
紹介するレシピは、ソースも含めて全部で10品。「たとえば、スーパーで手に入る柑橘類を使って作るポン酢とか、それを使って作る酢の物とか。作り置きできるソースと、その利用法のバリエーションを教えます」。
上手な玄米の炊き方も伝授する。「玄米が体にいいと分かっていても、炊き方を知らないために、まずい、硬いと、くじけてしまう人がたくさんいます。そういう人に、玄米がいかにおいしいか、実体験してほしい」と言う。
ナチュラルグルメ・インスティチュートが一般向けに提供する料理教室の利点は、シェフ養成コースの生徒たちがアシスタントとしてついてくれること。山田さんのクラスでも、こうしたセミプロシェフが多くアシスタント参加し、一般受講生の隣で指導してくれる。
クラスの時間は、仕事の帰りに受けられるよう、夕方６時半から10時まで。健康食、エスニックフードに興味がある人向け。作ったものは、もちろんみんなで試食する。クラスは英語で行われる。
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１９７７年創設のこの学校は、健康的な食材と調理方法にフォーカスした、ユニークなカリキュラムを持つことで知られる。ヘルシーであると同時に、ハイエンドなカリナリーアートを追求する。「私は体があまり丈夫ではなく、自分の体がいかに食べ物に影響を受けているか、身をもって体験しました」と言う山田さんは、この学校で教えることが夢だった。
シェフとして現場でのキャリアを積み、この学校の提携校であるインスティチュート・フォー・インテグラル・ニュートリションを卒業。「体を健康にする食べ物、調理方法」を徹底的に学んだ。
「私はシェフなので、健康と食べ物の関係、ホリスティック・ニュートリションというコンセプトを、うまく調理法に組み込むことができます」と話す。
昨年冬、この学校のゲストシェフ、ゲスト講師としての審査に合格。６月18日には、初めてゲストシェフとして、毎週金曜日に学校が主催するディナーで腕を振るった。
この金曜日のディナーは、ニューヨークのヘルシーグルメの間では定評がある。学校の常勤シェフや、ゲストシェフが作る料理を、一般客が楽しむもので、いつもはクラスに使われるスペースを客席に仕立てるというアットホームなもの。３コースで40ドル、アルコールは好きなものを持ち込めるという手軽さも人気の理由だ。
山田さんは、今後もこのディナーにゲストシェフとして参加するほか、ヘルシー日本食教室の講師として活躍する。
ナチュラル・グルメ・インスティチュートの
「ニューヨークで作る日本食」料理教室
by シェフ・山田英代
日時：7月28日（水）6:30～10:00pm
場所：Natural Gourmet Institute
(48 W. 21st St., 2nd Fl.)
TEL: 212-627-2665
www.naturalgourmetinstitute.com
クラスの詳細、申し込みは、
山田さんのウエブサイトからもできる。
www.hideyocooking.com
日本語で質問がある人は、
hideyocooking@gmail.comまで。
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